テレビ通販を一躍有名にしたジャパネット創業者!高田明とは!?

ビジネスマインド
高田 明

独特の語り口調で、セールストークを繰り出す、ジャパネットたかたの創業者、高田明。

テレビショッピングでは知らない人はいないというくらい、誰もが一度はテレビでも見たことがあると思います。

今回はこの高田明という人物について解説していきたいと思います。

高田明とは

リビングとテレビ

高田明は、「ジャパネットたかた」を創業して一代でその名を知らしめ、通信販売業界を牽引してきた実業家です。

2015年には「ジャパネットたかた」の代表取締役を退任して、現在はプロサッカーチームV・ファーレン長崎の代表取締役社長として活躍しています。

生い立ち

1948年11月3日、長崎件平戸市の生まれで、実家はカメラ店を経営しており、兄弟は兄、弟、妹がおり次男として育ちます。

平戸市の平戸中学を卒業後、長崎県立猶興館高等学校へ入学、卒業後には大阪経済大学経済学部に進学して、英語を猛勉強していました。

大学卒業後、京都府にある産業用機械メーカーの阪村機械製作所に入社します。

そこで、およそ2年間ドイツで海外赴任をすることになります。

そこでの経験を活かして翻訳会社を設立しようとしますが、上手くいかず挫折して、退社し1974年、実家のカメラ店「カメラのたかた」を手伝うことになります。

その後、1986年「カメラのたかた」から独立して「ジャパネットたかた」の前身である「株式会社たかた」を設立します。

この「株式会社たかた」では、カメラフィルムの即日現像・手渡しをメインにカメラ販売で業績を上げていきます。

この頃から、一般的にビデオカメラの普及が拡がり、ソニーの特約店となります。

また、カラオケブームからカラオケセットの販売も行うようになり、依頼されたラジオの通信販売コーナーへの出演をきっかけに通信販売の分野へ進出することになります。

1990年にラジオショッピング番組を始め、1994年にはテレビショッピングに進出します。

そして1999年、社名を現在の「ジャパネットたかた」に改めます。

ジャパネットたかたについて

ジャパネットたかたロゴ

「ジャパネットたかた」は「今を生きる楽しさ!を」をキャッチコピーとして、通信販売を行っている企業です。

創業当時はラジオショッピングを主体としていましたが、1994年にテレビショッピングをスタートさせてからは折込チラシ、インターネットなどのメディアへも事業を拡大していき、知名度を上げていきました。

また、社長であった高田明の独特の語り口調が、人気を集め通信販売業界では大手を超える存在まで地位を確立しました。

「ジャパネットたかた」販売手法

「ジャパネットたかた」では、最近のよくある「なんでも取り扱う通信販売会社」というよりは、セレクトショップとしての販売手法をとっています。

これは、「ジャパネットたかた」独自のマーケティング方法で、差別化が図られています。

彼は、日経の「出世ナビ」にて以下のように語っています。

「まず当社の業態は自分たちで「この商品はすてきです」と信じる商品を、絞り込んで集中的に販売するコンビニエンスストア型と言えるでしょう。何百万点の商品から選んでいただくためにあらゆるジャンルの商材を展示掲載している百貨店や、アマゾン・ドット・コムさん、楽天さんのような業態ではありません。あまりにも情報があり過ぎて、どれを選んで良いか迷われている方の為に、ジャパネットが品質や価格をしっかり精査した商品を、テレビやラジオなどで詳しく説明責任を果たし、結果として消費者の方に納得してお買い上げいただきたいと思うわけです。」

引用:NIKKEI STYLE 出世ナビ「90秒にかけた男」

マーケティングの「差別化」とは?詳しく知りたい方はこちらをチェック!

初心者や個人事業主でも使える「差別化戦略」とは?

提供番組

現在、「ジャパネットたかた」では、たくさんの提供番組があり、CMで放送されています。

どのような番組があるのか、90秒のCMがある番組について少しご紹介していきます。

TBS系列

  • 「グッとラック!」
  • 「ひるおび」
  • 「水戸黄門」

テレビ朝日系列

  • 「大下容子ワイド!スクランブル」
  • 「モーニングショー」
  • 「パネルクイズアタック25」

テレビ東京系列

  • 「太川・蛭子の旅バラ」
  • 「金曜8時のドラマ」

フジテレビ系列

  • 「直撃LIVEグッディ!」
  • 「とくダネ!」
  • 「林修のニッポンドリル」

などです。

引用:Japanet公式HP「提供番組」

主な出演番組

テレビ

「ジャパネットたかた」はラジオショッピングから始まり、テレビなどのメディアでも数多く出演されてきました。

また、個人の高田明として出演した番組も数多くあります。

ここでは、高田明個人として出演していた番組を抜粋してご紹介していきたいと思います。

2003年(日本テレビ)「スーパーテレビ情報最前線」-業界の風雲児・高田明社長に密着!
2006年(テレビ東京)「日経スペシャル カンブリア宮殿」-テレビ通販の話術師
2008年(独立UHF局)「カルチャーSHOwQ~21世紀テレビ検定」-放送開始からジャパネットのCMを放送していた関係で出演
2010年(フジテレビ)「~あらゆる世界を見学せよ~潜入!リアルスコープ」-「禁断の(秘)世界に衝撃の潜入!「ジャパネットたかた」年商1500億円の(秘)販売術
2011年(テレビ大阪)「たかじんNOマネー~人生は金時なり~」-通販マネー大解剖
2012年(NHK総合)「マイケル・サンデル究極の選択」-お金で買えるもの 買えないもの
2013年(BSジャパン)「BSニューストーク 日経プラス10」-最高収益か辞任か?たかた社長が決戦の年を語る
(テレビ東京)「ガイアの夜明け」-2013年度中に同社が過去最高益を達成しなければ社長を辞任すると公言
2015年(NHK Eテレ)「課外授業 ようこそ先輩」―「元・通販会社社長 高田明」として、地元の小学校で収録
2016年(テレビ東京)「ガイアの夜明け」-「明から旭人への世代交代」をテーマに、事実上最後のテレビショッピング番組出演
2017年(TBS)「ゴロウ・デラックス」-「ジャパネットたかた」を年商1500億円の大企業へ成長させたエピソードについて
2018年(テレビ東京)「FOOT×BRAIN」-「V・ファーレン長崎社長」という立場でエスト出演
2019年(テレビ東京)「日経スペシャル カンブリア宮殿」-「元気すぎる創業者スペシャル 引退からの挑戦!なぜ奇跡は起きたのか」、「破綻寸前のサッカーチーム(V・ファーレン)を復活させたジャパネットたかた創業者」

引用:Wikipedia「高田明」

高田明の名言

高田明は、自身の伝える力により「ジャパネットたかた」という通信販売を成功させてきました。

通信販売というものは、実際に自分で手に取ることができず、購入するには、信頼性が要求される販売手法になります。

これをいかに克服していくか、という術に長けていたのがこの、高田明という人物になります。

彼は、どのようにして「伝える」という方法を学んだのでしょうか。

著書「伝えることから始めよう」では、そういった方法が記されています。

参考:著書「伝えることから始めよう」

ここでは、そういった高田明の片鱗が感じられる名言をご紹介していきます。

商品を売るとは、どういうことかというマーケティングの基本的なものが感じられると思います。

「アップルでも新しい世界を他社のまね事ではなく、自分の手で作り出しているじゃないですか。ネットの世界でもフェイスブックが登場し、交流サイト(SNS)という新しいコミュニケーション世界が誕生した。これらの業界では消費者がまだ知らないニーズを顕在化させて自分で市場をつくっています。通販などサービスの世界も同じです。」

「伝達力が弱くなっているとよく言われますが、伝えたいと思う気持ちを持つこと、伝える本気度が何より必要ではないでしょうか。」

「以前、番組で紹介した今治のタオルはバスタオル2枚で7500円。普通ならそんな高価なタオルは買わないでしょう。その価値というのはつくる側も伝えたいし、買っていただく人にもわかってもらいたい。だからこそ、売る側も伝える使命感、覚悟が要るのだと思います。」

「伝えるという意味で参考になるのは、室町時代に世阿弥の著した「風姿花伝」です。同書で私が最も共感した教えは、人間は自己を更新し続ける努力を惜しむべきではないという一点です。何が大事かと言えば、謙虚さや真面目さです。」

「世阿弥の考え方をビジネスに当てはめてみてください。業界の常識は消費者の常識ではないということを見失うと商品のガラパゴス化が起きるわけです。良かれと思って製品を作っても消費者から支持されない。常に消費者の動向や消費者の思いを見ながら商品開発をすべきであり、特に変化の速い現代ではそのマインドセットが必要であるということにつながります。」

引用:NIKKEI STYLE 出世ナビ「90秒にかけた男」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ジャパネットたかた」というとあの独特の声としゃべりが、今でも思い出されます。

テレビの視聴者ならば、あのインパクトの強さは忘れられないものでしょう。

それも、ひとつのマーケティングとも言えると思います。

人々の記憶に残る、ということは顧客の選択肢に介入することができるからです。

マーケティングの基本とは、他の商品と差別化を図り「顧客に対して、顧客の利益になるものをどのようにしたら提供できるか」ということが根底にあります。

「ジャパネットたかた」の販売スタイルはこの部分に寄り添い、「この商品はこういうところがいい」と商品のメリットをピンポイントでアピールし、なおかつ付属商品で顧客へのお得感も満たす、という顧客のベネフィットを満たす方法だと言えるでしょう。

マーケティングに関して、悩んでいる方は一度こういった顧客の立場に立ち戻り、考え直してみるのはいかがでしょうか。

「ジャパネットたかた」を退任した現在は、「お散歩ジャパネット」という番組に出演して全国の「いいもの」を発掘して紹介しています。

高田明公式ツイッターより

商品を見る目があるから、自信を持って紹介することができるわけです。

その力強い言葉が消費者の心を動かすのです。

最後に、「ジャパネットたかた」として販売をしている最後の地上波の映像をご紹介します。

「ジャパネットたかた 高田氏地上波ラスト?」

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この記事を書いた人
webmarks編集部
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