サイトの導線について、考えたことはありますか?
Webサイトを作るなら、導線を意識しないと意味がありません。
導線とは、あなたのサイトの中の辿り着いてほしい目的地に、お客さんを導くための道のことです。
大事なことは、あなたのサイトを訪れてくれた人にどうしてほしいのか、「ゴール」を考えることです。
ゴールに導くには何が必要か、お客さんがどう動くのかを確認してみましょう。
あなたのWebサイトのゴールは?
突然ですが、あなたがWebサイトを運営している目的はなんでしょうか?
- 自分や会社のことを知ってほしい
- 問い合わせや資料請求をしてほしい
- 商品を買ってほしい
- 会員登録をしてほしい
あなたもこのように、サイトを始めた目的がありますよね?良い導線を作るには、辿り着いてほしい「ゴール」がブレないことが大切です。
ゴールになるページを整える
ゴール目前まで来たのに引き返すお客さんもいます。
その理由の多くは「ページがわかりづらい」「面倒くさい」といったものが見られます。
Webサイトはブラウザバックひとつでそのページを離れられるので、最後の最後まで気を抜いてはいけません。
- 入力項目が多すぎる、何度も同じことを入力させる
- ページがわかりづらくて、どこから進むかわからない
- Webで問い合わせできない
- 商品やサービスの説明が少なく、イメージができない
たとえば、お使いの方も多いと思うのでアマゾンを例に考えてみます。
アマゾンはゴール(注文の確定)のページを以下のように整えています。
・購入までのステップが簡単
ログイン・カートに入れる・注文を確定するの3クリックで注文可能です。
・ボタンの色が統一されている
次に進むためのボタンの色が統一されています。ページもシンプルなのでボタンの色が目立ってわかりやすいです。
・迷子になりにくい
どこまで進んだかが、右上のナビに示されているのでわかりやすいです。どのページからもトップページに戻れるので、迷子になっても安心です。
ゴールに導くページ作り
「ゴールに行くきっかけ」を作ります。
アマゾンでは、「カートに入れる」「ほしい物リスト」などがこれにあたります。
また、いい情報(口コミ)や詳しい情報を伝えると、迷っている人のきっかけになります。
商品やサービスの特徴・メリット、登録の特典・キャンペーン、口コミやインタビューなどで引き込むと良いでしょう。
ゴールまであと一歩の人を導く有効な手段です。
もう一歩踏み込んでもらうページ
あなたのサイトに来てくれた人はいろんな動機で訪れています。
すごく興味を持って来てくれた人もいれば、ちょっと興味はある人、偶然・なんとなく気が向いて来た人もいます。
辿り着いた方法もたくさんあります。
- 名前や会社、キーワードで検索
- 地域やエリアで検索
- インターネット広告をクリック
- ツイッターなどのSNS、Youtubeで紹介されていた
あなたのサイトに一歩踏み入れてくれた人にもっと興味や疑問をもってもらいましょう。
たとえば、ランキングや関連記事、おすすめの紹介など最初に見たページに関連するものがあると次につながりやすいです。
アマゾンだと、チェックした商品の関連商品を表示して興味を惹きつけています。
まとめ
ゴールに導く「Webサイトの導線」の作り方を紹介しました。
最終目標からさかのぼって道を考えると、お客さんの流れや動機も想定しやすいです。
また、導線はひとつではなくお客さんの数だけあります。どんなことに興味をもってほしいか、改めて考えてみて導線を整理してみましょう。
また、導線を作ったら、その想定通りにお客さんが動いているかチェックすると精度が高まります。Googleアナリティクスを使って実際にお客さんの流れを確認してみましょう。