社会保障

フリーランスが加入できる年金とは?他に選択肢はある!?

会社員であれば厚生年金に加入することになりますが、フリーランスは厚生年金に加入することができません。

では、フリーランスが加入することができる年金には、どのようなものがあるのでしょうか。また、年金に上乗せをするかたちで加入できる3つの制度もご紹介します。

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フリーランスが加入できる年金は「国民年金」のみ

フリーランスが加入できる年金は、国民年金のみです。会社員を辞めてフリーランスになった場合、その時点で会社員ではなく個人事業主になります。

そして、個人事業主であるフリーランスが加入できる年金は、国民年金のみです。

ただし、フリーランスでも年収が低いなど、一定の条件を満たしている場合は、家族の扶養に入ることもできます。

フリーランスでも扶養に入れるのかどうか知りたい方は、こちらの記事も参考にどうぞ
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ただし国民年金は受給金額が低い

フリーランスが加入する国民年金は、年金支給額が少ないという難点があります。国民年金の場合、20歳から60歳まで毎月きちんと40年間保険料を払い続けた場合の受給金額は、平成29年度の場合は年間で779,300円です。

そして1ヶ月の年金支給額は、64,941円となります。ちなみに厚生年金に加入していた場合であれば、老齢基礎年金の年金支給額は平成29年度の場合は平均で1ヶ月144,903円となっています。

どうしてこんなにも国民年金と厚生年金の年金支給額に差がでるのかというと、厚生年金は国民年金の上乗せとして成り立っている制度だからです。

フリーランスが加入する国民年金では、国民年金の受給金額だけが受け取れるかたちになるので、これほどの差がでるのです。

さらに、2016年12月には「年金制度改革法案」が可決され、20年後や30年後の年金支給額が現在の年金受給額の7割ほどにまで減額される可能性もでてきました

そこで、国民年金に加入している人を対象に、個人で国民年金を補う制度を活用していくことが推奨されています。次の項目で具体的にご紹介しましょう。

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国民年金を補う3つの制度

フリーランスが加入する国民年金を補うためには制度をうまく活用しましょう。先ほどもお話したように、国民年金だけでは年金支給額が少ないうえ、将来はさらに減額される可能性もでています。

そこで老後資金をしっかりと確保するために、フリーランスが活用できる制度を3つご紹介します。

1、付加年金制度

付加年金制度とは、国民年金の保険料に一定の金額を上乗せするかたちで納付金額を増やす年金制度です。

国民年金に納付する金額が増えれば、年金支給額も増えるので、老後の生活費に充てることができます。ちなみに付加保険料は月に400円上乗せして納付することになります。

すると、将来の年金支給額に「200円×400円上乗せをして保険料を納付した月数」が毎年加算されることになるのです。

具体的には以下のようになります。

■20歳から60歳まで付加年金制度を利用した場合

納付する保険料
月々400円×40年(480ヶ月)=192,000円

年金支給額
月々200円×40年(480ヶ月)=96,000円

月に400円上乗せして保険料を40年間支払った場合、年金支給額は月に96,000円上乗せされることになります。

■40歳から付加年金制度を利用した場合

納付する保険料
月々400円×20年(240ヶ月)=96,000円

年金支給額
月々200円×20年(240ヶ月)=48,000円

月に400円上乗せして保険料を20年間支払った場合、年金支給額は月に48,000円上乗せされることになります。

ただし、後ほどご紹介する国民年金基金との同時加入はできませんので、この付加年金か国民年金基金かのどちらかを選ばなくてはいけません。

2、国民年金基金

付加年金制度よりもさらに大きな金額を上乗せして年金保険料を納付することができるのが、この国民年金基金です。

年齢によって掛けられる金額は変わるのですが、最大で68,000円まで上乗せする金額を増やせるようになっています。また、掛け金は加入後に変更することも可能です。

ただし、自己都合による脱退はできないことになっていますので、この点は気をつけてください。付加年金と同時に申し込みができない点も要注意です。

3、確定拠出年金(個人型)

確定拠出年金は「iDeCo(イデコ)」という名前でも呼ばれています。

個人でお金を積み立てておき、それが金融商品によって運用されることで、60歳以降に年金というかたちで受け取ることができるのです。

積立金は、全額が所得控除対象となるほか、年金を受け取る際も公的年金控除の対象となるので、お得な制度だといえます。

ただし、金融機関によって取り扱われている商品となり、受け取ることができる金額などが金融機関により異なります

そのため、どの金融機関で申し込みをするべきか比較検討する必要があるでしょう。

また、確定拠出年金「iDeCo」は、60歳を迎えるまで年金を受け取ることができません。フリーランスの収入が安定してから申し込むといいでしょう。

まとめ

フリーランスが加入できる年金と、国民年金を補う3つの制度をご紹介しました。

フリーランスは国民年金に加入することになります。そして、国民年金だけでは老後の生活が少々心配です。

フリーランスはもともと不安定な仕事ですから、なおさらさまざまな制度を活用しておく必要があるのです。

現在の収入や家庭状況などと踏まえ、自分に合ったものを選択していきましょう。

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銀行員、医療事務などを経験後、現在はフリーランスとして働いている主婦です。家で仕事をすることができるので、大好きな愛犬たちとずっと一緒にいられることが幸せです。フリーランスの経験を活かし、みなさんのお役に立てる体験談をもとにした記事を執筆していきたいと考えています。よろしくお願いします。
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