ファストファッションの先駆者!ファーストリテイリング(ユニクロ)の創業者!柳井正とは!?

ビジネスマインド
柳井 正

2019年末、ソフトバンクの社外取締役を退任するという発表をした、柳井正。

日本を代表するカジュアルファッションブランドの創業者であり、歯に衣着せぬ発言でも有名です。

現在、ファーストリテイリングの代表ともいえるブランド「ユニクロ」の店舗を、日本のみならず海外にも多数出店おり、海外での活躍も目覚ましいです。

今回は、この柳井正という人物について解説していきたいと思います。

柳井正とは

柳井正は、その発言により度々ニュースを騒がせることもありますが、「ユニクロ」というファッションブランドを世界において売上高業界3位にまで育て上げた人物です。

生い立ち

1949年2月7日、山口県宇部市の生まれで、姉と妹の3人兄弟でした。

父は商店街で紳士服店を経営していました。

小さい頃はおとなしい内向的な性格でしたが、高校は山口県立宇部高等学校を出て大学は早稲田大学政治経済学部に入学しました。

大学当時は、夢も何もなく授業もあまり出席せず麻雀やパチンコをして過ごしていました。

就職活動もしていなかったので、父親からの紹介でジャスコ(現イオン)に入社することになります。

しかし、入社してわずか半年ほどで仕事に対する意欲が持てず退職してしまいました。

その後、半年ほど友人宅で生活していましたが、実家に戻ることになり実家の紳士服店を手伝い始めます。

この実家の紳士服店とジャスコで働いていた頃とを比べて、仕事の効率も従業員の勤務態度も納得がいかず、従業員に文句を言っているとほとんどの人が辞めてしまいました。

そうなってからは、仕入れ、販売、経理、人事、すべて何でも自分でやらなければならなくなりました。

そういった経験が現在のユニクロの創業へとつながっていきました。

ファーストリテイリングについて

ファーストリテイリングとは、カジュアル衣料品「ユニクロ」を中心とした、衣料・靴等の小売店舗を展開する企業である。

社名は英語で「素早く(提供する)」を意味する「Fast」と「小売業」意味する「Retailing」を組み合わせた造語で、ファストフード的に素早く商品を提供できる小売業(=ファストファッション)を目指して名付けられた。

企業理念は「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」としている。

引用:Wikipedia「ファーストリテイリング」

ファーストリテイリングの沿革

柳井正の叔父にあたる政雄が山口市に小郡商事を創業します。

そこで柳井正の父である等が小郡商事の繊維・洋服部門を担当していたが、宇部市に個人営業の「メンズショップ小郡商事」を創業、その後法人化し「小郡商事株式会社」となります。

これがファーストリテイリングの前身にあたります。

柳井正が入社した頃は、男性向け衣料を中心に取り扱っていましたが、その間に「洋服の青山」や「アオキ」などの紳士服店舗が業績を拡大したため、競合しないようユニセックスのカジュアルで安価な衣料品の販売を目標にして、全国展開を目指すようになります。

1984年父の後を受け、「小郡商事」の社長に就任します。

そして、「ユニークな衣料(ユニーク・クロージング・ウエアハウスUnique Clothing Warehouse)略して、ユニ・クロ」の誕生となり、広島市に第一号店を開店します。

最初の頃の商品は、有名ブランドを安価で販売するようなスタイルであったため、評判がよくなくそのためオリジナル商品の開発を始めるようになります。

1991年ユニクロの路線が軌道にのってきた頃、社名を「ファーストリテイリング」に変更します。

2001年にはイギリスのロンドンに海外進出を果たし、2002年には中国の上海に出店、2005年には香港、韓国のソウルにも出店します。

そして2006年には、ユニクロよりも低価格指向の新ブランド「ジーユー」を開店します。

また、この年にニューヨーク旗艦店をオープンするが、その際に佐藤可士和により「ユニクロ」の新たなロゴデザインが作成されました。

2009年に、中国・上海に出店するための旗艦店として「迅銷(中国)実業有限公司」を設立します。

「ユニクロ」のグローバル旗艦店

「ユニクロ」のグローバル旗艦店とは、世界的情報発信の拠点となる大型店舗であり、ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)を意識した旗艦店が海外で以下のように続々出店されています。

  • 2006年11月 ソーホー ニューヨーク店(アメリカ)
  • 2007年11月 311オックスフォードストリート店(イギリス)
  • 2009年10月 パリ オペラ店(フランス)
  • 2010年5月 上海 南京西路店(中国)
  • 2010年10月 心斎橋店(日本)
  • 2011年9月 明曜百貨店(中国)
  • 2011年10月 ニューヨーク5番街店(アメリカ)
  • 2011年11月 明洞中央店(韓国)
  • 2012年3月 銀座店(日本)
  • 2013年4月 リー・シアター店(香港)
  • 2013年10月 UNIQLO SHANGHAI店(中国)
  • 2014年4月 タウエンツィーン店(ドイツ)
  • 2014年10月 UNIQLO OSAKA店(日本)
  • 2016年9月 シンガポール オーチャードセントラル店(シンガポール)
  • 2018年10月 フィリピン マニラ マカティ市(フィリピン)
  • 2019年10月 ユニクロ アンビエンスモール・バサントクンジ店(インド)

※ ビジュアルマーチャンダイジング(VMD)とは、マーケティング活動のひとつで、文字どおりマーチャンダイジング(企業における「商品政策」「商品化計画」)の視覚化である。それは企業の独自性を表わし、他企業との差異化をもたらすために、流通の場で商品をはじめすべての視覚的要素を演出し管理する活動である。この活動の基礎になるものがマーチャンダイジングであり、それは企業理念に基づいて決定される。

引用:日本ビジュアルマーチャンタイジング協会「VMDとは?」

このように、現在は日本国内にとどまらず「世界のユニクロ」となりつつあります。

主な著書

柳井正は、彼の経営やマーケティングなどに関する著書をいくつか出版されています。

どのような経営を考えていたのか、また、どのようにユニクロが育ってきたのかなど、起業や経営について興味のある方は一読してみるのもいいと思います。

  • 「一勝九敗」
  • 「仕事学のすすめ 2009年6-7月」
  • 「成功は一日で捨て去れ」
  • 「ユニクロ思考術」
  • 「この国を出よ」(共著:大前研一)
  • 「柳井正の希望を持とう」
  • 「現実を視よ」
  • 「経営者になるためのノート」

柳井正本人の著書ではありませんが、彼自身が「これが私の最高の教科書だ」と謳う、ユニクロ「幻のバイブル」として知られているこちらのビジネス書もマネジメントを学びたいと思っている方には参考になるかもしれません。

  • 「プロフェッショナルマネジャー」(著:ハロルド・ジェニーン)

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柳井正の名言

柳井正は、インタビューなどでも自身の経営理論を述べています。

今、現在経営者である方、またこれから起業しようとしている方へ、ヒントになる言葉が見つかるかもしれません。

「経営者は商店主とは全然違います。経営者は客観的に自分の会社を判断して、主体的な行動ができる人のことです。会社の収益や社員の自己実現を、どのようにして達成させるか。また原理原則を大事にして、どんな人でも納得できることを淡々と実行する。それが経営者だと思います。」

「経営は信用が全てです。あとは自分自身で実際に経営してみて原理原則を見つけていくものだと思います。まずは自分で全部やってみないと分かりません。」

「コロコロと意見を変えたり、昨日言ったことと今日言ったことが違う人を誰も信用しません。だから自分で言ったことは、必ず実践する。そういう一貫性が大事だと思います。」

「起業家を目指すんだったら、まず会社を興すことを考えるんじゃなくて、一生自分がやり続けられることを見つけるのが大切です。また、やると決めたら、とことんやる。」

「20代や30代でたまたま運良く上場して、キャピタルゲインで儲けても全く意味がない。そんなものに存在価値なんてないし、評価に値しないと思う。そういう人にはなって欲しくないです。また起業しようとする時に、テクニックに走って、MBAのビジネススクールに通ったり、欧米の経営学者の書いた本を読み漁るのも良くない。そういう本を読む前に、本田宗一郎や松下幸之助のような偉大な経営者の本を読んだ方がよっぽどいい。経営の本質、ビジネスの本質、社会の本質がその中に書いてある。本当に勉強になると思います。」

引用:ベンチャー通信ONLINE 著名起業家インタビュー(柳井正)「やる前から考えても無駄」

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ユニクロ」といえば、誰もが知っているカジュアルブランドであり、国民的ブランドとも言えるほどに成長しています。

ここまで、「ユニクロ」が成長できたのも、「ユニクロ」としてのブランド力による差別化、またマーケティングにおける「STP」の成功とも言えるでしょう。

現在は海外への出店も多く、2019年末には「海外への拠点拡大と国内基盤をより強固にするため、本業に専念したい」ということでソフトバンク社外取締役を退任した柳井正。

これから、どのように海外展開を果たし、業務を拡大していくのかということが、柳井正の手腕の見せ所でしょう。

このように、有名ブランドやキャラクターのコラボレーションも「ユニクロ」の魅力のひとつです。

参考動画:UT ディズニー・ストーリーズ UNIQLO 2020 Spring/Summer

まだ、成長過程でもある「ユニクロ」のさらなる進化に期待したいですね。

この記事を書いた人
webmarks編集部
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